エイジングを楽しむ住宅を建てる

時間と共に味が出る、そんなアンティーク住宅の建て方・育て方

オシャレで使いやすい玄関ポーチの作り方

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玄関ポーチは住宅の顔です。

絶対に手を抜いてはいけません!!

特に狭い住宅地の場合、道路からは玄関側しか見えない、という事がほとんど。

当然、玄関ポーチ周辺が占める視界内面積も増えるので、出来るだけオシャレなものにしたいです。

 

玄関ポーチをオシャレに見せる設計は

  • 1坪サイズにする
  • 照明は暖色系、明るすぎないものを
  • 立体感のある壁・床にする

です。

まず、一坪サイズ以上にすることで、豪華な印象を与えるし、見た目だけではなく、一坪あると雨天時に複数人が傘を開いたりコートを着たりできる、観葉植物など物がおける、一時的に自転車なども置ける。良い事ばかりです。内玄関を広くするほどお金もかからないのでオススメです。

また玄関ポーチの照明は明るい必要なんてありません。

むしろ、暗めの照明の方が早く夜の暗さに目が慣れるし、室内の明るさとの間にワンクッション有った方が、お客様の目にも優しいです。

そしてやはり暖色系のライトの方が断然オシャレになります。

間接照明などを利用しても良いし、ウォールウォッシャーという壁面を撫でる様に照らす照明も魅力的です。

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とにかく、玄関ポーチの明るさは抑え目で!これがコツです。暗い方がオシャレです。

 

壁や床に立体感を出すのも、夜間照明時だけではなく、昼間も魅力的な家に魅せるコツです。

床材は石張り(乱張りや方形石貼り)や、粗目の洗い出しなど、スタイルに合わせると素敵です。コンクリート打ちっぱなしやあまりにも安っぽいタイルだと、なかなかオシャレな空間を作る、というのは難しいです。

また、意外と見落としがちなのが天井部分。これも手を抜かず、塗装の色をじっくりえらんだ木材などで表情を出すとよいと思います。

立体感の無いタイル敷きの床であっても、のっぺりとしたタイルではなく、色や柄にこだわったものも良いでしょう。

 

そして出来れば、玄関ポーチは更に大きく4畳半サイズにすると、使い方がぐっと広がり、サイクルポートの様に使えたり、ガーデンポーチの様に使ってバーベキューなどをしたり。アメリカのカントリーハウスの様な過ごし方が可能になってきますので、余裕のある方はこれも検討してみてはいかがでしょうか?