エイジングを楽しむ住宅を建てる

時間と共に味が出る、そんなアンティーク住宅の建て方・育て方

土地選びの選び方 失敗例や注意点





「新築戸建ては土地選び」と言われるほど、新築住宅では土地が重要ポイントです。

 

土地選びで重要な事は多岐にわたりますが、その中でもまず先に考えるのが、地域性です。

 

土地選び・地域性の注意点・チェックリスト

  • その土地の民度・治安は良いか
  • 駅や学校からの距離は遠すぎないか
  • 区費などの追加費用は高すぎないか
  • 地盤が弱くないか・土砂崩れ警戒区域に入っていないか

どんな田舎でも、地域によっては治安の悪い場所、民度の低い住民が集まる場所、というのは存在します。

誤解を恐れずに言えば、低価格な賃貸住宅の多数存在する地域は、域内格差が大きく、治安や民度、雰囲気が悪くなる傾向にあります。

失敗例としてよく聞くのは、治安がわるい地域の為、学校が常に荒れている・いじめが横行している・・・というパターンです。

子育てに不安の残る周辺環境の土地は、やはり注意すべきです。

 

また、学校や駅、商店などからの距離も見逃せません。これも自分の生活パターン・予算から、最適な場所を選ぶべきでしょう。

一般的に、学校から1500m離れると、小学生は登校を嫌がる様になる、と言われています。

安いからと学校・駅から遠い場所の土地を買って、結局交通費や送り迎えのなどのコストで収支がマイナス、という事も珍しくありません。

 

そして、特に古い町や田舎では、区費・町内会費がとても大きなコストになる場合があります。

区費が毎月6000円という年寄りばかりの多い区の隣に、年間6000円の若者が集まる区が有る、というケースも。

年寄りの多い区は弔事などが多く、出費も意外と嵩みます。

田舎だと一斉清掃などの地域活動で毎月半日つぶれる、というような事や、祭祀などで半ば強制的に寄付金を払わねばならない、ということも。

 

そして最も重要なのは、その土地の災害に対する強さです。

土砂崩れや津波の警戒区域は自治体のHPで確認できるので、必ず確認しましょう。

一般的に「尾根筋」と言われる、丘や尾根は地盤も強く、安全です。

傾斜地や谷地は非常に危険な場所もあるので、注意しましょう。

 

土地選び・建設地固有の注意点・チェックリスト

  • 日当たりは悪くないか
  • 地盤は弱くないか・無理な造成地でないか
  • 隣人・近隣住民におかしな人はいないか
  • 土地の広さ・形・向きは十分か

 

日当たりはとても重要です。

南側が斜面であったり、大きな建物があったりすると日当たりが悪くなるのは当然ですが、重要なのは、カビの発生が著しく増えることです。

太陽光の殺菌効果は非常に大きい物で、太陽光が届くかどうかで全く変わってきます。

しかし日当たりが良いと、外壁材の有機系のもの(塗装やコーキングなど)の寿命は格段に短くなるので、良すぎるのも問題です。

また、日当たりが悪くとも2階をリビングにするなどの手段もあるので、一概に悪いとも言い切れません。

 

造成地などで大きな問題となるのが、地盤の弱さです。

昔から家の建っている場所のほとんどは強い地盤であると歴史が証明してくれていますが、山を切り崩したり、田んぼを造成した場所は、危険な場所が多いです。

勿論、今は建築する前に地盤改良が必須ですので、家が沈み込むようなことはあまり心配ありませんが、造成地でよく発生するのが、液状化現象です。

多量に雨水を含んだ状態で地震が起こった場合、家以外が液状化によって地盤沈下しますので、水道管など、全てが破損の危険があります。

もしも造成地に家を建てるのなら、盛り地は避けたいところです。

 

隣人調査・近隣住民の調査も、した方が良いと思います。

調査といっても、探偵などに頼むわけではありません。

少なくとも何度か土地に足を運び、怒鳴り声が聞こえないか、執拗に監視されないか、無駄吠えする犬がいないか、楽器をかき鳴らす人はいないか・・・などをチェックする事をオススメします。

複数回行き、一度は夜中に行くのもオススメします。

夜中に煌々と電気がついているご家庭はなかなか事情が複雑なケースも多いので。

 

そして、土地の広さや大きさ、形、接道向きです。

延べ床30坪の普通の家を建てて車2台分の駐車スペースが必要、となれば、2階建てで40坪は最低必要です。3階建てでビルドインガレージなら20坪程度でも余裕はもてます。

意外と重要なのが形で、実は正方形の土地はあまり使い勝手がよくないです。

家の幅よりも少し大きな短辺の長方形の土地が、一番使いやすいでしょう。

また、接道も南向きであれば、玄関が明るく、窓も多くなるので道路からの見栄えがよくなりますし、障害物がないので明るくなります。

しかしその代わりにリビングを南向きに間取りしずらく、暗くなりがちなので、難しいところです。

オススメなのは3方以上が道や水路に囲まれた土地です。

やはり隣人と境界を接していないというのは気軽なものです。

川沿いや水路沿いの土地も、新たな造成地でないなら問題ないことがほとんどです。

なぜなら、その地盤が強いから川に削られても残ったので有って、今後川の水や地下水で削られる可能性は低いでしょう。

 

そして最後に、意外と失敗例で多いのが、隣家の植物問題です。

落葉樹の落ち葉が大量に入ってくる、植栽で日陰になる、こちらに張り出してくる・・・などはまだ我慢が出来ますが、一番問題になるのは、竹です!

竹は一度土地に入り込むと撲滅が困難ですし、放っておくとコンクリートさえ壊します。

しかも、放置されている竹林は、持ち主が管理困難であるから放置されているので、解決方法はありません。

放置竹林の隣地は絶対にやめましょう。